つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

29.4.09

Wat Nong Bua / Nan

ムアンナーン郡の北にある、ターワンパー(Tha Wang Pha)郡。
ここの中のひとつの町のパーターの、さらに奥の小さな集落に、このワットノーンブア(วัดหนองบัว)があります。
もちろんこの派手なのは門ではなく、観光用…でもないのかな?
奥の地図みたいなのは、この辺りの家の区画図のようですし…
ともかく門は奥のじみ~なヤツです。


ああ、これこれ。
昔は彩色されていただろう門とナーガ君も、すでに色あせ水垢もついて、歳月を感じさせます。


こちらが本堂…
他のナーンのお寺とは一線を画している壁の装飾が特徴的です。


いくつもの窓や屋根の隙間!から光を取り込んでいるからか、内部は結構明るいです。
サイズはそんなに大きくないですが、奥に金ぴかの仏陀が、台座の上に座っています。


ご尊顔…ちょっと変わった目をしていますね。


壁には…
だいぶ状態が悪そうですが、結構見事な絵…やはり昔の生活の様子か物語なんでしょうか…が描かれています。


地獄鍋かと思ったら、ただの料理の様子のようです…
やはりここでも、塀の後ろでおばちゃんたちが噂話をしているようです。
いつの時代もゴシップ話は会話の華なんでしょうか…
よく見ると所々にミャンマー語でしょうか…いろいろ文字が書かれています…もちろん意味不明です。


こっちも…
情事の覗き見でしょうか…
なぜか乳出ていますが、当時の普通の格好なんでしょうか…うらやましい。


本堂の裏にはこのような高床式?の建物があります。
アルファベットでTAI LUE HOUSE…??
タイ語ではHuan Tai Lu Makeu…???
まったく分かりませんね、何でしょうここ。


と思ったら、どうも織物の実演中のようです。
Tai Lueは、どうも少数民族?のタイルー族のことだったようです。
ちゃんと英語でそこまで説明してくれよ~


ちなみに門のすぐそばにある木には、自然に寄生したのでしょうか…
びっちりと蘭がくっついていてすごい状態で…
が、地元の人たちはそんなのお構いなしに玉遊び(ゲートボールのクラブがない感じのよう)に興じていました。
あ~もう3時だ…もうホテルに戻ってビール呑も~っと。


※コメント一号さんの話ですと、壁画は洪水でだいぶやられたらしいです。
確かにそういわれて、手持ちのタイ語ガイドを見たら、確かに昔は状態良かったようです。
(一枚だけ写真載ってました…下のヤツね)


Feb.'/09
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
さすがにちょっと観光客に汚されてしまった?町の中心に比べ、郊外のこのあたりにもなると、昔のままの自然な感じで残っていていい感じですね。
(でもさすがにタイ人観光客2組ほどいましたけど)
しかも他みたいに金ぴかに飾られていないので、ちょっとワビサビなんかも…は言いすぎですかね?
ただ…道とかにもあまりまともに標識が立っていないし、道も複雑でちょっと分かりにくいので、単独で行く方は要注意です。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

19° 05'20.92" N
100° 47'17.05" E


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27.4.09

Wat Som Det / Nan

ムアンナーン郡(所謂県庁所在地です)の南にあるクラーンウィアン(Klang Wiang)郡。
ここを走っていると、脇に”世界最大の木造の仏像”なる看板があるではないですか!
”世界最大”とか言う言葉に弱いんですよ…でっかいってことは良いことですね。
と言うことで、とりあえず寄ってみることに。


お寺の名前はワットソンデット(本当はもっと長くて、วัดสมเด็จสุญณตวิโมกบ์…であってると思います…でもGoogleで引っかからない…)と言うようです。
ともかく入ってみましょう。


ということで、これがぐだんの世界最大木造仏像のようです…6~8m程度でしょうか…
なんかこの程度の木造の仏像、日本とかにもありそうですけど…
ともかく、せっかく木造なのに全面塗装しちゃって木なのかどうなのか分からなくしちゃうのがタイ流のようです。


茶色のボディーにうっすらと浮かぶ木目と、彫った跡の荒々しさで木造なことが確認できます。
目は微妙ですが、口元の笑みはなかなかの出来…でしょうか?


横には、地面から手が生えています…
”世界最大”様は恐れ多いのか、タンブーンの金箔貼りはこれとか、取り巻き仏陀の方に向けられているようです。


これが本堂…のようです。
ここもさすがナーン県のお寺、と言うべきでしょうか…
建物の外側からいろいろな絵が描かれています。
よ~く観察してみると…


(上) ” どんなに良い大学に入って幸せな家庭を持っても、最後は屍 ”の図でしょうか…
(左下) ” どんな人間も一皮向けば犬といっしょで骸骨”の図ですね、わかります。
これは地獄絵寺によくある光景ですね。
(右下) …超越しすぎて?さっぱり分かりません…


こっちはタイ版カーストでしょうか?
下の骸骨が微妙にかわいいですね。


こっちは、” どっちに行くかで人生変わるよ ”の図のようです。
お坊さんになったり、勉学に励んだり、お医者さんになったり…
良い将来もあるようですが、ちょっと足を踏み外すと…
競馬、女、宝くじ、酒…(もう一個良く分かりません)
悪い人が誘惑してますよ的な教訓の図なんでしょうね。


ちなみに、扉は硬く閉ざされていて入ること叶いませんでしたが、脇にイベントの際の写真がありました。
やはりナーンのお寺らしく、内部も仏陀の生涯の絵で埋まっているようですね。



お堂の裏には…こんなビビットな仏塔が控えていたりします。


…やっぱり天国を現しているつもりなのでしょうか…


Feb./'09
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
なんかうそ臭いですが、世界最大の木造の仏像や、怪しげな輪廻を語る本堂の壁、そしてあのビビットな仏塔など、見所は…こんなけしかありません。
基本お寺自体小さいですし、しっかり看板がある割には、客もまったく見当たりません。
そういえばGoogleMapにも、タイ語版ナーン県のガイドブック、タイ語の各県紹介のサイト等、どこにも載っていませんね、ここ。
まあ、先のサオディンに行くなら、ほぼ通り道なので寄ってやってください。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

多分この辺り…正確にはわかりませんが、101号線に看板あるんで見つけてください。
18° 32'15.11" N
100° 44'22.02" E



24.4.09

Khok Sua / Nan

先のサオディンナーノーイのすぐお隣さんに、コークスア(ขอกเสือ…直訳で虎の囲い…でしょうか)と言うところもあるようです。
ついでなんで寄ってみましょう、くそ暑いけど。


サオディンナーノーイの時にも書きましたが、この辺りはずっとこんな地形が続くので、コークスアに行く道もこんな感じ。
しっかし乾燥しきっているので後輪が滑る滑る…


ということで到着。
どうも先のサオディンの一部、すごいところを別名つけたって言った感じでしょうか?
確かにくぼ地を囲うように、土の柱と言うか壁がぐるっと取り囲んでいます。
写真だとピンときませんが、さっきよりも高さがあります。


虎は…壁が牙みたいだからでしょうか?
確かにこっちは柱と言った感じではないですね。


ともかく、下に降りて周りを見渡して見ましょう…
ということで、360度…とは行きませんが200度ぐらいの無理やりパノラマ写真です。
一応解像度は少し高めにしてあるので、ダブルクリックして堪能してください。
ちなみにスケール分かりにくいですが、一番高いところで20m以上ありそうです。


この辺りが一番高いでしょうか…
確かにこれだけすごければ、虎も逃げること出来ないでしょうね…ああ、そういう意味なんでしょうかね?


当然ながらくぼ地にあるんで、降りるための階段は常備されています。
…もう喉カラカラです…こんな景色ばっかり見てるんで。


Feb./'09
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
さっきのサオディンナーノーイもなかなかすごかったですが、こっちも違った意味ですごいですね。
少なくとも高さと圧迫感、そして辺境感はぴか一です。
(サオディンのほうはタイ人の観光客も、一応ビジターセンターもあったんですけど、こっちは立て札と階段以外何にもない…)
まあどちらにしろお隣なんで、両方周るのが吉ってもんです。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

18° 17'26.11" N
100° 44'11.18" E
(いっしょだし…それ以前に判別不可です)


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22.4.09

Sao Din Na Noi / Nan

ナーン県南部のど田舎ナーノーイ。
およそナーンの中心から2時間…峠道を超えた先にある田舎にひっそりとある…というかこんなところだからこそある…と言った方が正しいでしょうか?
ともかくこんな辺鄙なところに、このサオディンナーノーイ(เสาดินนาน้อย)があります。
タイの田舎スポットに詳しい方ならピコーンと閃くかも知れませんが、そうです、タイの地方にちらちらとある、侵食で出来た地形のひとつなんですね。
ともかく行って見ましょう。


中はというと、およそ地球のものとは思えない(言いすぎ?)赤茶け乾燥した大地が広がっていて、そのあちらこちらに不思議な形の柱が立ち並んでいます。
まさしく”土の柱(サオディンを直訳するとこうなるんです)”と言った感じでしょうか。
ちなみにこの辺りのかなり広いエリアが、ずっとこんな地形で出来ているそうで、およそ日本…どころかタイ(もちろん、一般ピーポーのイメージはバンコクか南の島)とも思えません。


柱は良く見ると、その柱の中でも何層かの地層に分かれていて、それぞれが異なった侵食をしていたり、ちょっと不思議な感じです。


この写真、小さく見えますが、10m近い高さのところを下から見上げているんですよ。


こっちなんか、後から平板乗っけたみたいですね。


この辺は…
侵食が始まったばかりなのか、上の層が全部なくなってしまった後なのか…
ともかくすさまじいですね。
…って、場所が場所だけに死ぬほど暑い!!
まさに地獄の景色にふさわしいです。


Feb./'09
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
思っていたよりはすごいです。
少なくとも同系統のPong yub / Ratchaburiはガッカリ系でしたが、ここはもう少しスケールが大きいです。
(とは言っても、”タイのグランドキャニオン”なんて恥ずかしくて口が裂けてもいえませんが)
前者は平地が侵食されて下に掘り下がってましたが、ここは丘が削れて柱状に残っているというのもGoodです。
タダ…というのも有利な点です。
(行くだけで結構な費用使いそうですけど)
ただ…とにかく田舎すぎ、場所分かりにくすぎ!遠すぎ!と3拍子そろっているのが欠点でしょうか。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

18° 17'26.11" N
100° 44'11.18" E


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20.4.09

Wat Phrathat Khao Noi / Nan

11月末の土日…
久しぶりに夜行バスを使ってやってきたのは、ナーン県有数の名刹、ワットプラタートカオノーイっす。
いや、このお寺自体は以前来たことありますし、大したものはなかったんですけど…
実はあるんですよ!あれが。



ということで、一般的な見どころには脇目も振らずに境内の隅っこにやってきました。



消去法で行くと、この辺りなんですけどね~



あっ、ありましたよ!
それっぽいのが。



しかし、完全に打ち捨てられている感じですよ…



つ~ことで、一応コンクリ地獄なんですよね、ここ。



でも、ぶっちゃけかなりチープな感じで…
これじゃ、お子様方への教訓にはなりませんよ。



木登りを手伝っているワンちゃん…
にしか見えません。



こちらのワンちゃんが吠えているのは…
なんでしょうね。
地獄ツリーとはあまり関係ないようですが。



…屍…かな?



あ、こっちにも屍が…


ワンちゃんに根性焼きをする人…



闘鶏…だよね、これ。



腹痛の人。



座っている人。



う~ん、ここの地獄はなんか躍動感がありませんね。



彼も大の字になって寝ているだけで、悲壮さのかけらもありません。



ああ…プラメートラニー様が!
え?違うって?



これも、何のシーンだかさっぱり…
かなりの想像力…いや、妄想力が試されますよ。



なんか、座っている人多いね。



う~ん、やはりメンテ等されてい無さそうな感じですね。
メインのお寺部分が有名になり過ぎて、こういう色物は軽視されちゃったのかな?





これは…
閻魔様のお裁きシーンかな?



閻魔…様?



で、罪人っと…
解説ないとわからんよね?



で、頂上は救済を求める○○人間達のシーン…



○○人間側から見た、地獄全景です。
まあ、こんなもんみたいですね。



では、せっかくですし、本来のお寺部分も散策しましょうかね。



とりあえず麓からの階段。
いや~ムリムリ!
下から歩いて登ってくる気しませんよね~



で、階段正面の本堂の手前部分。
あれ?以前来た時と比べて、敷石とかひき直した?



スロープもついて、バリアフリー化もばっちり。



内部は、まあ床に赤いじゅうたんがひかれたことと、祭壇部がちょっとモリモリした以外は、大体変わらずかな?



タイ人達が熱心にお祈りするのは相変わらずです。


ご本尊様…
あれ?
目の周りのラインがなくなってるよ。
だいぶあっさりしたお顔に変わりましたね。



では、このお寺本来の見どころを見に行くとしましょうか。



じゃーん!
って、この展望台部分は以前とほぼ変わらずですが…
まあ、町の方は、少しは発展したかな?



立像さんの後ろ姿。



麓はこんな感じ。
ちとかすんでいるんでわかりにくいですが、あの先がナーン市街ですね。



ちょうど正面中央に見えるのが、この後行く予定のワットシーパントンですね。
黄色い屋根のお寺ですよ。



で、立像さんを正面から。
まあ、彼自体は全く変わりませんね。


斜め前から。
一応塗り直しとかしたのかな?



では、そのまま反時計回りにぐるっと回りながら戻りますか。



ええっと…



なんでしょうね、ここ。



こっちは…



なんていう、微妙なタンブーンポイントが点在していますが…
いらんでしょう、こんな中途半端なの。



中央の仏塔部分。



といっても、デカくもないですし、中に入れるわけでもない…
先回も同じ感想でしたね。



ん?
ナレースワン大王像?
こんなところにも影響があるんですね~



つ~か、馬の耳についているお花、何?



Nov./'18

以下過去の記事


先ほどのワットパヤーワットの道を西にず~っと(って1km程度ですが)行くと急に山道に入ります。
どうもここが、ワットプラタートカオノーイ(วัดพระธาตุเขาน้อย)です。
とはいっても見えるのは階段ばかり…


無理っス!
こんなところ登れっこありません!
ということで、迂回路を使って上に行きましょう。


山頂はちょっと開けていて、その中心にこんな仏塔が建っています。
とはいっても大したサイズではありませんし…


本堂っぽいのはこれでしょうか…
T字型(上から見たら)していて、その後ろにさっきの仏塔がある感じです。
もちろん最初ナーガ階段はここの正面につながっています。


雑然としたお堂の中には、微妙なサイズの白い仏陀が安置されています。
タイ人にもそれなりに人気のようですが、有名なガイドブックにも載っているので、白人とかもちょこちょこと見受けられます。


よく見ると、ズボン?と袈裟?以外は顔と同じ色…
裸でしょうか?
顔の化粧等は、やはり某国の影響を受けているのでしょうか…


ということで、いきなりですが有名な構図です。
(例の地球の■き方…もっと昼間でしたけど)
やはりこの立仏と、ナーン市街を一望できる景色がポイントなんでしょうね。
しかし…田舎ですね~これでも県庁所在地なんですけど。


ということで正面に周ってみます。
…写真では分かりにくいですが、塗装とかもはがれ始めていて、あまり人の手が加わっていなさそうです。
写真と実物のギャップが激しい一例でしょうかね。


境内は狭く、基本さっきのお堂と仏塔、あと…ちょっとした建物以外はほぼ何もありません。
まあ、ちょっとした建物の横に微妙な仏足石が祭られていましたけど。
なんかこんな極彩色のコンクリ像に囲まれちゃうと有り難味なくなっちゃいますね。


ちなみに最初に麓は”見えるのは階段ばかり”と言いましたが、実は微妙なものが点在していたりします。
これは小学生が描いた?仏画。
(雲なんかそんな感じしません?)


階段の脇にも、あまり怪しくありませんが?微妙なコンクリ像が点在しています。
ちゃんとプラメートラニさまもいますよ。


で、こちらが弥勒様…
って、まあごくごく普通でしょうか?


Feb./'09
評価★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
上記にも書いたように、基本的に売りは立仏、景色、あと強いて言えば例の白塗り仏陀でしょうか…
仏足石は周りのコンクリ像のおかげで、思いっきり色物に成り下がっちゃっています。
まあそれはそれで面白いですが…

Google earth 座標(分かるやつだけね)

18° 46'09.82" N
100° 45'01.07" E


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