つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

24.12.09

Wat Pho Chai / Udon Thani

時期は変わって10月某日。
ウドンタニ市街から2号線で南に30kmくだり、そこから2023号線…カラシン北部に抜ける道に入るとすぐに、パンドンという小さな町があります。
この何にもなさそうな片田舎に、ひっそりとワットポーチャイ(วัดโพธิ์ชัย)というお寺があります。
もちろんこんなお寺全然有名じゃないんですが、なぜここに来たかというと…


やはりいるんですよ、大仏様が。
ざっと15m程度でしょうか?
のっぺりした、所謂仏頂面?ではなく、どちらかというと精悍な顔立ちをしていますね。
髪型もオールバックですし。
何故かあごひげが生えています。


ちょっと寄ってみました。
私もあまり詳しくないのですが、ナーガ(ドラゴンでも龍でもなんでもいいですけど)と仏陀って関係ないような気もするんですけど…
(仏陀の生涯に出てくるとも思えないし…一応実在の人物のはずですし)
これもヒンドゥーの影響なんでしょうか?


で、さらに御尊顔のUP。
あごひげが見えますが、やはり何か良く分かりません。
他の例からすると、過去に蜂の巣だった物体の残骸でしょうか…


ちなみに台座は内部に入ることができまして、中にこのような小さな仏像が安置されています。


横を見ると、こんな絵が飾られています。
絵の中では人々が大勢集まっているんですけど、現実は私一人のみ…厳しいですね。
良く見ると、絵の片方は、さっきの仏像が、外に出されて王女様?にお参りされているところでしょうか…
御本人が見えられるような格式がありそうには見えませんけど。


ところで、お寺なので当たり前ですが、脇に本堂があります。
見ての通りまったく人が近寄っていないのでは?というぐらい周りに草が生えまくって、人の通った跡が見当たらない狂態です。
表はきっちり閉まっていましたが、裏の鍵がかかっていないようなので、ついでに進入しちゃいましょう。


もちろん中に人がいるわけもありませんが、中はこんな感じで、少し寂れた感じがします。
赤と白基調で、壁に極彩色の仏教画が描かれており、中央には仏陀が鎮座している…といった感じです。
後ろの木の絵は沙羅双樹でしょうか…詳しくないのでわかりませんが。


周りの絵は、予想通りというか、仏陀の生涯のようです。
絵のできばえはともかくとして、比較的各場面が分かりやすく描かれています。


ところで変な物に気付いたのですが、仏陀の後光の部分、自立できずに、後ろの壁から支えがでています。
それ以前にこの後光、仏陀の後ろじゃなくって、真横にあるんですね。


Oct./'09
評価
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
まあ、大仏マニア以外にはまったく用の無いスポットですね。
大仏自体も、こんな感じで、”どうしてもここに行かなくっちゃ!”と、一日かけてわざわざここに来るほどの物ではなさそうです。
場所も結構面倒ですが、一応すぐ側の町までソンテオが走っているので、自力でも何とかいけるでしょう。
ただ、大通りから先、モタサイはいなかったような気もしますので、実際に行こうと思うと、別の手段を考えたほうがいいでしょうね。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

17° 08'23.04" N
102°58'15.15" E


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18.12.09

Ban Chiang Excavation Pit / Udon Thani

ウドンタニの東の端に、タイに数個しかない、貴重な文化世界遺産のひとつ、バーンチアン遺跡(พิพิธภัณฑสถานแห่งชาติบ้านเชียง)があります。
この辺りがバーンチアン市街…というか、バーンチアン周辺です。
さすがに世界遺産規模なだけあって、お土産屋等もいっぱい並んでいます。


今回はおのぼりさんパックツアーのため、当然のように博物館にも連れて行かれます。
まあ、とりあえず入ってみましょう。


実は、入り口には”撮影禁止”と書いてあったので、まったく写真撮ってませんでした。
でも、他のタイ人観光客がパシャパシャ撮っていて、しかも学芸員もちっとも注意しないので、欲求に負けて撮ってしまいました…
でも最後だけですけどね。


ということで、やはりメインは土器のようです。
(もちろん歴史から、発掘の様子から、当時の人の生活の様子、生活で使った日用品等も飾ってありましたよ)


さて、場所は変わって、とあるお寺。
とあるお寺の名前はワットポーシーナイ(วัดโพธิ์ศรีใน)というようです。


お寺なんですけど、なんか敷石がそれっぽくないのは、左端に見える建物のせいです。


実はこのお寺の境内に、発掘現場の跡があるんです。
で、この建物がそれを保護しているわけですね。


かんばんにも発掘の穴…ぐらいですかね?訳は…って書いてあります。


で、中はこんな感じ。
さすがにコラートのバーンプラサートの遺跡に比べると、かなり規模が大きいですね。


こっちも…
バーンプラサートに比べPitが浅いので、見やすいのも強みでしょうか…


こっちも…至る所土器と人骨でいっぱいです。
当時の集落としてはかなり大規模だったんでしょうね。


つ~ことで、土器のUP。
この赤のラインが、ここバーンチアン土器の特徴らしいですね。
当然ですが、キーホルダーから小さな壺まで、お土産にイミテーション買っちゃいましたよ。


おまけ。
外の植木も土器の形に刈り込まれているのですが…
赤のラインをビニールの紐で現している辺り、発想がすごいのか、適当なのか…
でも、雰囲気は伝わってきますけどね。


Nov./'09
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
世界遺産といっても、登録時に言われていた年代よりも新しい遺跡、と分かってきているようで、実際はそんなに世紀の発見!みたいな古い遺跡ではないようですね。
おのぼりさんツアーだったため、バーンチアンのすべてを周れたのか、それとも結構はしょられているのかわかりませんが、1日かけてここだけ来るにはちょっと物足りないかもしれません。
まあ、基本は”世界遺産行ってきたぜ!”的な話題用でしょうか…
でも、土器のお土産はなかなかナイスですよ。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

博物館
17° 24'26.99" N
103°14'10.84" E

発掘跡
17° 24'28.80" N
103°14'37.22" E


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11.12.09

Wat Pho Chai Si / Udon Thani

再訪

また、ウドンタニにやって来てしまいましたよ。
先回来たのが…げっ、2016年1月…まだ1年経ってないや。
(今回は2016年11月)
まあ、その愛してやまない?ウドンタニですが、まずはこちらのワットポーチャイシーに再訪しました。
だって、前は会社の人達と来たんで、ゆっくり見れなかったしね。



とりあえず、普通のお寺エリアは華麗にスルーしてっと。



ということで、さっさと天国&地獄エリアに到着。
過去記事でも紹介した、ワクワクの木ですね。
先回は、”ダウト!タイの女性はこんなにふくよかじゃないし、白くもない!”な~んて書いちゃってますが…
最近の娘、結構ふくよかな娘多いよね。
みんな贅沢できるようになったからかな?



とりあえず、先回あまり見られなかった天国から…
これ、釈迦が出家前に領内視察しているシーンですかね?
ということは、この天国は、仏陀の生涯を立体化したってことかな?



でも、なぜかそばにいるのがこいつ。
過去記事の写真、影で良く見えないので、再度載せときました。



蓮の花を摘むおねーさん…かな?
過去記事でも少し言及していますが、ここの人達の顔、老け顔が多い気がします。
趣味かな?



こちらは、過去記事でも写真を載せている、肩もみをする人(嘘です。たぶん髪を繕う人)。
写真が鮮やかになっているのは、カメラの性能なのか、はたまた、ただ塗り直しただけなのか…



ヤック達の井戸端会議。



若き領主釈迦は女性にモテモテ、のシーン?
本当は、何のシーンなんでしょうね。



若くして結婚した釈迦、初夜を迎えるのシーンかな?
奥方?の満面の笑みがたまりません。



正面の人の表情も素晴らしいですが…
横の人、頭から血を流しちゃってますね。
しかもどす黒い。
大丈夫かな。



過去に何人もの僧侶の命を奪ったという、デスブランコですね。
本当は、何のシーンなんでしょうね。
当時から鎖があったとも思えませんし。



当時は、胡坐をかいて、前傾姿勢が流行っていたみたいですね。
しかも、胸があるから女性?
新手のダイエットでしょうか。



ようやく地獄に到着。
これは、嘘つき君、舌抜かれる地獄ですかね。
過去記事でも、ほぼ同じ構図で写真載っていますが、手前の女性、折れちゃってますね。
獄卒の責めに耐えきれなかった模様です。



こちらも、過去記事にもある、地獄鍋とその取り巻き達かな。
取り巻きが多すぎて、地獄鍋が見えない…



鍋に物を放り込みすぎて、溢れかえっているのも変わらずですね。



あ、鍋から溢れて、下に落ちちゃってますね。



地獄ツリーは、影のせいで良く見えませんね。
前の写真の方がマシかな?



乱闘シーン…
に見える、素材解体地獄ですね。
獄卒の方たち、すごく楽しそう。



わんちゃん、かーちゃん、つまみ食いしちゃだめですよ~
(かーちゃんとは、カラスのかーちゃんのことです。カラスじゃないけど)



のこぎり地獄の獄卒も、相変わらず楽しそうです。



で、捌かれる順番待ちの人達。



天国…というか、俗世シーンは…
まあ、適当に。



ミズオオトカゲ、ゲットだぜ!
ところで、ミズオオトカゲって、タイ語でヒア(เหี้ย)って言うんですが…
ぶっちゃけ悪口ですよね。
そんなにイメージ悪い生き物なのかな?



過去記事では、ダンサーもきれいに撤去されていたステージですが、すでに物置ですね。
と、これで終了ですね。



…と思ったら、側の出口の外に、デカいものが見えますよ。



正面のヤツ。
まだまだ作りかけの様ですが、後ろにナーガ君もつく予定みたいですね。
手前の電柱があるんで、大きさはお察しですね。



その横には…
これは、大仏の台座ですかね。
これから上を作る予定なのでしょうか。
でも、上部には、草が生えてしまっていますね。
作る気あるのかな?



で、反対側には…
あれ、これ、大仏の顔ですね。
後ろにナーガ君もついていますし…
でも、センターのナーガ君がいない。
これ、もしかして、最終的に土台、ボディー、顔、ナーガヘッドと、4身合体するってことですか?



たしかに、ナーガヘッドもありましたよ。
クレーンとか使って持ち上げるにしても、結構無茶しますね。
本当に成功するのか、楽しみですね!



Nov./'16

以下過去の記事


さっきのWat Pa Ban Khoからさらに西に進むこと30分ほど…
ウドンタニの地方都市、Ban Phuの市街地のハズレの方に、ひっそり?と建っているお寺があります。
名前はワットポーチャイシー(วัดโพธิ์ชัยศรี)というようです。
ここがものすごいと聞いて馳せ参じた次第です。
ちなみに正面に見えるのは本堂みたいですね。


本堂周りには、微妙に仏教系の像が並んでいますが…
いたって普通ですね。


せっかくなので御本尊様に参拝。
ちなみに白いシャツはガイドさんで、グレーのシャツは運転手です。
何でもここの御本尊様は歴史があるそうで…


これが御本尊様らしいです。
確かに厳重に守られているようですが…至って普通です。


どうもすごいのは奥の方らしいです。
早速天国の道を通って奥に行って見ましょう。


!ありましたよ。
噂のわくわくの木。
いくつかの他の地獄寺でも見られる、女性のなる木ですね。
…時間が早朝なので、アングル間違えるとモロ逆光になっちゃいます。


ってことで、アングル変えてもう一枚。
作りが結構リアル系ですね。
顔がちと老け顔?なのも気になるところですが…
ダウト!タイの女性はこんなにふくよかじゃないし、白くもない!
(偏見ですかね?)


奥にはさらに地獄が続きます。
このあたりは素材の解体ゾーンでしょうか…
手前の執行人の笑顔がかなり逝っちゃってます。


あまった食材を犬やハゲタカにも分け与えている…
そんなわけありませんよね、きっといっしょになって虐めているだけです。


こっちはノコギリ地獄。
執行人の、なんともうれしそうな笑顔が目に焼きついて離れません…


順番待ちの方々。


どうもここからは天国ゾーンでしょうか…
お坊さんが信者に説法をしています。
でも、よそ見している度が高いのが気になりますが…
意味あるんでしょうか?


…先はまだ作成中なのか、それとも作成中で放置されているのか…
荒れようから察するに、後者っぽいですけど。


ああ、なんか謎の舞台と、お金の投入口があるんですけど、肝心のアクターアクトレスいませんね。
昔は例のワットパーラックローイ(コラート)のアレみたいに動いたんでしょうか…
残念です。


裏側にはアクトレスの成れの果てが…


…と思っていたら、地獄はまだまだあるようです。
中央にそそり立っているのがおなじみ地獄ツリー。
でも、ちょっと寂しいですね…


横には地獄鍋もあります。
もうごった煮って感じで…


明らかに鍋のサイズに比べ、投入量が多すぎです。
鍋奉行は何やってるんでしょうか…


となりでは、やはり素材の準備に余念がないようです。
ウソツキに、ウソツキにウソツキ…ばっかのようです。
ということで、背景からも察することが出来ると思いますが、このあたりが真の地獄の終わりのようです。
地獄の向こうがどうなっているかというと…


やはり天国ゾーンが広がっているわけですね。


先にも書きましたが、ちょっと老け顔ですが基本作りはしっかりしています。
(その分面白みに欠ける…ともいえますが…)


もちろんこんな豪快な方も、一応天国側の住人のようです。
いかにも悪人面なんですけど…


…やっぱり地獄を見た後の天国はちょっと物足りませんね…
規模とコンクリ像数は結構なものなんですけど、まあ、こんなもんですかね?


Nov./'09
評価
★★★☆☆:その県に行ったらぜひ!県を代表するスポットです。
寸評
お寺自体は…まあ由緒あるみたいですが、特に特徴も何も見出せません。
が、その分の天国地獄の力の入れようのすごさが逆に強調されています。
実際面積はそれほどでもないんですけど、数だけで言うと結構なもので、コンクリ像の作りもしっかりしていますし、見ごたえ十分です。
難点は交通手段でしょう。
我々は思いっきりツアー組んで行きましたが、実際にはウドンの北バス停から、BanPhu方面行きのソンテウに揺られて1時間半ぐらい…
もちろんしっかり運ちゃんに行き先言っておかないとスルー確定です。
(この方法でプープラバートも行けます)

Google earth 座標(分かるやつだけね)
17° 40'47.99" N
102°25'30.35" E


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