つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

4.1.10

Wat Si That Pramancha (Wat Pa Mew) / Udon Thani

先のワットポーチャイから、さらにど田舎(本当にほとんど家すらない…)南東に向かうこと数10Km…
シータート郡チャンピー村の端に、ひっそりとお寺が建っています。
お寺の名前はワットシータートプラマンヤチャー(もしくはワットパーメオ)、タイ語でวัดศรีธาตุประมัญชา (วัดป่าแมว)というようです。
入り口からしてちょっと怪しげですが、とりあえず入ってみましょう。


入り口の怪しさとは相反し、境内はいたって地味な印象。
中央にかなり古そうな境内、その後ろに古そうな仏塔の跡、でその後ろに跡継ぎの仏塔が直列に並んでいるレイアウトです。


本堂自体は、もう救いようが無いぐらいぼろぼろで、それを無理やりトタン屋根つけて持ちこたえさせているような構造です。
ちょっとだけ壁画もありますが、これが古い時代の物なのかどうかは私には分かりません。


内部はこんな感じ。
まあ、何てこと無い感じなんですが、あの小さな仏陀か何かが、霊験あらかたなのか、それとも由緒正しいのかなんでしょうね。


裏に回ると、仏塔の残骸が残っています。
まあ、本当に”残骸”と表現するのが妥当な感じで、実際周りも草生えまくり、一応布も巻いて祭ってありますが、その鮮やかだったであろう黄色も、今は見る影もありません。


で、その後ろの新しい仏塔。
東北地方では比較的多いラオス系の仏塔(タート)の形をしています。
高さは大したことなく、10~15m程度ですね。
一応入り口から入ることが出来るようですが…


中はこんな感じで何にもありませんね。


…といった感じで中央部は普通なのですけど、これらをコの字型に取り囲むように、周りを仏陀の生涯を模したコンクリ像が配置されています。
これは弟子に説法中なのでしょうか?


こっちは”天上天下”のシーンですね、わかります。
…なんか、後ろの絵があまりタイっぽく無いですね。
むしろ中国とか日本に近いですか?


これは良く分かりませんが、周りにマイサバーイな人がいるのに無視、の図でしょうか…


!何か怪しい一角が見えてきましたよ。


頭蓋骨を模した物のようですが、結構でかいです。
顔にはターイレーオパイナイ?…死んだらどこに行くの?と書かれています。
いい感じですね。


ほ~ら、さらに怪しくなって来ましたよ。


ということで、ここが入り口のようですね。
なんの入り口かな~?
…すでに見えていますけどね。


ということで、いきなり登場の地獄鍋。
わざとかどうか分かりませんが、ここのは鍋の中の亡者の方がかなり亡者っぽいので、結構不気味に見えますね。
鍋の火はやはり絵で対応しているようです。
さすがに火までコンクリで表現するのは難しいのでしょうか…


こちらは地獄ツリー。
なんかあまり木に見えませんし、どこまで罪人で、どこまで執行人かわかりませんけど、不気味さだけは伝わってきます。
やはりこの色あせ具合の賜物でしょうか…


こちらは解体作業中のようです。
手前の人、振りかぶった腕の先ありませんが、何したいんでしょう…


これ、何でしょうね?
食材を捌く前に一度洗浄しているのでしょうか…
他の地獄であまり見たこと無い光景ですね。


こちらは捌いた食材を干しているのでしょうか…
って、多分ウソツキ君たちは舌を引っ張られるの刑なんでしょうね。
この地獄のみ色が鮮やかなのは新しく作ったんでしょうか…それとも塗りなおしたんでしょうか…
鉄棒部分を見る限り後者っぽいですけど。


こちらもなんの地獄か分かりませんが、とりあえず蟻塚がこんなに大きくなるぐらいは古いんでしょうね。


こちらはノコギリ地獄ですね。
ノコギリ部分のみ金属で出来ているので結構不気味です。


こちらは串刺しの刑のようです。
このような形の、縦に一列の串刺しも珍しいですね。


こちらは罪人が豚…まさか犬でしょうか?に襲われているところのようです。


こちらは仏陀様に救いを求めている、罪人の列ですね。
でも、人数が尋常じゃありませんね。
ここの閻魔様は他よりも厳しいようですね。


仏陀様の視点から見てみました…
ああ、こんなのが大挙して寄ってきたら逃げちゃいますよね?
やっぱり仏陀は偉大です。


地獄はまだ続くよ。
こちらも罪人を捌いている所のようです。
良く分かりませんが、この手の、腕を切る刑は、大抵泥棒さんはこうなるんだよの場面だったりします。


これは…さすがにわかりませんね。
ただの地獄の残骸でしょうか…


ああ、やっとありました。
閻魔様の裁きの図が。
この手のは普通入り口近くに配置されるんですが…
ここでは最奥に配置されています。


ちなみにこの地獄エリアの周りの壁も、しっかり地獄関係のレリーフが描かれています。


…まあ、タイ文字を読まなくても、なんとなく言いたいことが伝わる、比較的分かりやすい描写がされています。


こっちも、なんとなく分かりますよね?


これは…ちょっと分かりませんが、首につけた髑髏の首飾りがステキですね。


関係ありませんが、地獄エリアの奥に、このような円形の石組みがあります。
もちろん何なのかさっぱり分かりませんが…


何故か1ヶ所顔があります…
気のせいでしょうか?


Oct./'09
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
ちょっと規模が小さいのと、地獄以外に売りが無いのが残念ですけど、はっきり言ってかなりの穴場です。
Googleで、タイ語でググってもあまり引っかからないぐらいマイナーなお寺のようです。
2号線からここまで、記憶が正しければソンテオともまともにすれ違いませんでした。
また、現地からわき道に入るあたりも、モタサイとかまったく見当たらなかったので、公共機関を乗り継いで行くのはほぼ無理かと思われます。
素直にウドンタニで車チャーターするのが無難ですね。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

16° 57'52.79" N
103°11'13.96" E


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2 件のコメント:

トゥッ・ムー さんのコメント...

ちょっと遅いですが、
明けましておめでとうございます。
今年も穴場的な変なスポット楽しみにしてます。

マレーンポー さんのコメント...

トゥッ・ムーさん
すごく遅いですがあけましておめでとうございます。
期待に沿えるようがんばります?のでよろしくお願いいたします。