つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

28.9.10

Wat Phrathat Narai Jeng Weng / Sakon Nakhon

さて、2日目はナコンパノムに向かう予定なのですが、まだ遣り残したことがあるので、サコンナコン郊外に(ってほど郊外じゃないけど)。
ちょうど空港のすぐ側、ナコンパノム行きと、ウドン行きの道の交差するあたりに、このワットプラタートナーラーイジェンウェン(วัดพระธาตุนารายณ์เจงเวง)があります。
おそらくサコンナコンでは、プラタートプーペーク(私が登れなかった山頂のクメール遺跡)と双璧をなすクメール遺跡です。
ああ、もちろん今は朝(しかも早朝)なんでこんな感じです。


ここも基本このメインの祠堂のみ、ほかは塀から何からまったくなし…
いや、まあお寺はありますけどね。


東側(ちょうど太陽に背を向けてます)から見たところ。
南側上部がちとなくなっていますが、全体的に彫り物がしっかり残っていて、当時の雰囲気を十分に伝えてくれます。


入り口上部のまぐさ石。
ちょっとコケとか水垢とかでちょっと分かりにくいですが…
象さんに乗っているんで…だれ?ガルーダでもナンディでもハンサでもない…


内部はご他聞に漏れず仏教徒に侵略されていますが、枠の部分とかかなり原型を保っていますね。


これは…多分南側です(自信なし)。
中央のはシヴァ神ですかね?


その上にも見事な彫刻が。
でも、このシダ植物、早く処理しないと間違いなく遺跡を侵食しますよ~


こっちは西側…つまり入り口と反対側です。
偽扉もしっかりと残っていますし…


上のまぐさ石…象さん(偉い人?)と家来の行列もなかなかいい感じです。


で、最後に北側。
ヴィシュヌ神と、なんかシンハらしいです…
てっきりカーラかと思ってました。


その上にもヴィシュヌ神がお昼寝中。
ヒンドゥーの神様って、ぜんぜん神様っぽくなく、人間っぽいですよね。


ああ、足元にもしっかりこんな感じに彫刻がありますよ。


ところで、遺跡だけじゃアレなんで、オマケに併設されているお寺も行って見ましょう。
とはいえ、見ての通り、講堂はおんぼろです。


内部は…
これはこれは、なかなかナイスなご尊顔ですね。
誰かモデルでもいるんでしょうか…


Apr./'10
評価
★★★☆☆:その県に行ったらぜひ!県を代表するスポットです。
寸評
遺跡自体は小さいですが、四面すべてに見事な彫刻が残り、屋根の部分の装飾も結構残っていて、これだけでもかなり楽しめます。
そりゃ~まぐさ石等貴重ですし、昔は盗掘盗難もあった(パノムルンの例とか有名ですよね?)んで、博物館に仕舞い込むのも仕方ないところですけど、やっぱり遺跡のところで生で見たいですよね~
また、意外な伏兵が、講堂に鎮座している大仏様です。
もちろん場所もサコンナコンの中心から近く、幹線道路同士の交差点脇と、なんとも好立地です。
少なくとも、サコンナコンの街に行ったときにはよるべきでしょう。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
  17° 11'12.80" N
 104°05'44.50" E


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25.9.10

Wat Phrathat Dum / Sakon Nakhon

街中第2弾は、さっきのところから南に少し下ったところにあるお寺、ワットプラタートドム(วัดพระทาตุดุม)です。
まあ、もうだいぶ日も傾いてきましたし、さらっと行きましょう、さらっと。



ということで、これがその肝心な?クメール遺跡部。
一応中央祠堂のみ残っているようですが、左右に微妙に2つの塔の土台跡があります。



塔の前に地図がありますが…
多分現在の地図です。



よく観察すると、入り口(もちろん東側!)に、見事なまぐさ石があります。
というかこれしかない。



内部はご多分にもれず仏教徒に蹂躙されています。
ちっさいですけど。



せっかくなんで、後ろのお堂にも入って見ましょう。
内部はこんな感じで、中央に大仏が鎮座しています。



ご尊顔はなかなか特徴があり、印象に残りますね。
歴史的価値はよく分かりませんけど。



壁にはやはり仏陀の生涯が…と思いきや、よく分からない絵が描かれています。
なんで外人がいるのか?なんでボクシングをやっているのか?そんな暇あったら後ろの火消せよ…
などなど突っ込みどころは満載ですけど、それより気になるのはこの絵のタッチ。
なんとも漫画チックで、タイの壁画でこんなタッチのもの初めて見ました。



ちなみに外には鬼太郎ハウスも…(うそです)
この後ろ(写っていませんけど)は、巨大なバライになっているようです。
遺跡の規模に対してでか過ぎて、ただの池だと思っていました。
まあいいや…さっさと宿にもどってビール飲も。



Apr./'10
評価
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
ということで、ここも街中なので、比較的行きやすいです。
ただ、見ての通り遺跡は崩壊中の塔がひとつのみ。
クメール制覇をもくろんでいる野心家の方にははずせないポイントですけど、一般ピープルにとっては、おそらく無理に行くまでもないレベルと思われます。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
  17° 08'38.55" N
 104°09'52.39" E


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21.9.10

Wat Phrathat Cheng Chum / Sakon Nakhon

あ~ようやくサコンナコンの街に到着しましたよ。
今日はこのあたりで宿を取りましょう。
でも、その前に街中を散策…というかスポットを回ることに。
1ヶ所目は、ワットプラタートチェンチュム(วัดพระธาตุเชิงชุม)という、一応?サコンナコン位置の名刹みたいです。


ほら、まじめに読む気はしませんが、一応”プラタートチェンチュムはタイで最も重要な仏教寺院のひとつです”と書いてあります。
もちろん読むのは英語の方です。
さすがにタイ語はむりっす。


ということで、有名なものその1の仏塔です。
ぱっと見なにがすごいか分かりませんよね。
だいたい、いいのか悪いのか、すぐに塗り替えて常に綺麗な状態にしてしまうため、情緒も何もあったものではありません。


こっちは仏塔の前にあるお堂。
ここには有名なものその2のご本尊があるみたいです。


さすがに名刹なだけあって、常に綺麗にしているようですね。


ということで、お堂の内部。
正面の大仏が有名みたいですけど…悲しいかな我々にはそのすごさはまったく伝わってきません。


ところでそのご本尊の裏、よく見ると更に奥に行く通路があります。


どうもさっきの仏塔の中に通じているみたいですね。
でも、今日は残念ながらしまっていて、こんな感じに眺めるのみです。


関係ありませんが、お寺の隅にこんなのありました。
どうも井戸か、その跡みたいですけど…
まあ、今も使っているみたいですね。
それだけです。


Apr./'10
評価
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
まあ、街中なので、おそらく泊まる際に簡単に行けるとは思いますが…
見ての通り、取り立てて(私的に)心の惹かれるようなものはないようです。
でも、タイでも有名な、おそらくサコンナコンでは一番のお寺なので、そういうことに価値を見出せる人には素晴らしいスポットかもしれません。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

17° 09'52.22" N
104°09'11.21" E



17.9.10

Wat Khao Tham Phra / Sakon Nakhon

さて、チャンミンの田舎を抜け、峠を越え、わざわざナーモンという超ど田舎に来たのには、当然ですが理由があります。
なんでもこのあたりにすごいお寺があるらしいんです。
と言っても、地名とお寺の名前しか分からず地図もないため、行ったり来たり、村人に何回も道を聞く羽目に…
でも、だいぶ近くまで来たみたいですね。
どうもこの岩場の向こう側にあるみたいです。
(写真に写っていませんが、一応道あります…念のため)


ということで、山の上にありましたよ、ワットカオタムプラ(วัดเขาถ้ำพระ)というお寺が。


しっかし、周りはこんな感じで木と岩ばかり…
本当にあるんでしょうか、目的のものが。


ああ、見えてきましたね、コンクリ像が。
テーマはよく分かりませんけど、期待は出来そうです。


何でもいいですけど、このご飯が出来るのを待っている犬、いろいろなコンクリ寺にあるんですけど、なんなんでしょうね?


こっちの笛は、ロイエットとかのアレと思うので、おそらく郷土の話なんでしょう…かな?


こちらはタンブーンの様子ですね。
めちゃくちゃ普通ですね。


おお!象を担ぐ人だ。
簡単そうに見えますけど、前の象のある側のみに荷重がかかるので、めちゃくちゃ腕の力が要るはずです。
コンクリでは再現が困難なようで、象の下に支柱ありますけどね。


ということで、コンクリエリアを越えると山頂に抜けます。
山頂エリアは岩場になっていて、ここにこの仏塔と、もうひとつ仏陀があります。
仏塔は、まあ見ての通りのしょぼしょぼ(失礼)です。
3m程度ですかね?


で、こっちが仏陀。
作りかけっぽいのに、すでにサビサビな台座の上に、これも微妙なサイズ…5mあるかな~の仏陀が鎮座しておわせます。
もうこの奥には何もなさそうですし…うわさほどではありませんでしたね。
…って、あれれ~っ?
おじさん、あそこあそこ!(コナン君風)


なんかよく見ると”IN”って書いてありますね。
なんでタイ語を使わないのでしょうか…まさかこのど田舎の山奥に外人が来るとでも思っているのでしょうかね?
まあ私は来てしまっているので、あまり強くはいえませんけど。
すでにチラッとおじいさんも見えていますが、ともかく入りましょう。
ここまで来て引き返すなんて出来ませんものね。


いらっしゃいませ~
妙にリアルです。
たしかに道中のコンクリ像もなかなかのものでしたが…
この情熱は上の仏陀と建物には向けられなかったようですね。
な~んて、他の地獄とかからすると、おそらく結婚…人生の終焉の図でしょう。


おじいさんご臨終。
すぐ奥には棺おけもご用意しています。
しかもすぐ後ろに…


ああ、ありましたよ、目的のものが。
もちろんこの地獄です。
3人でよってたかって煮え湯を飲ませているようです。
しかし、流れからすると、さっきのおじいさんが悪いことしたんでしょうか…


閻魔様が罪人を裁いているようです。
いつも思うのですが、男性も女性もなんでみんな上半身裸なんでしょうね?


こっちのおばさんは、不倫でもして身ごもったんでしょうか、それとも生んでから捨てたんでしょうか…
一応縄で縛られ逃げられないようになっているようです。


しかし、横の赤ちゃんリアルすぎ!
生まれたばかりの時はシワも多いかもしれませんが、そこまで表現しなくてもいい気がします。


ここは調理場ですね。
牛や鳥を捌いていますね。
食べたくないですけど。


串刺しの刑ですね。
特に上の人がエグいです。


地獄ツリーも、さすがにこの狭い空間では表現が難しかったようです。
刑というより、ただのSMにしか…


ああ…痛そう…


うう…こっちも…やだやだ。


謎の亀。
なんで地獄にこんなものが…
なんか周りの色も変っちゃいましたし…


ああ、出口みたいです。
確かに”OUT”って書いてありますね。
いや~満足満足。


Apr./'10
評価
★★★☆☆:その県に行ったらぜひ!県を代表するスポットです。
寸評
ということで、このお寺地獄寺だったんですね。
前情報では、コンクリ像があるのは知ってたんですけど、まさか地獄まであるとは…
うれしい誤算ってやつです。
地獄の規模は、まあ台座の下だけなんでたいしたことないんですけど、そこに詰め込むみたいにいろいろな地獄がちりばめられていて、なかなか見ごたえもあります。
すちゃらか洗脳音楽もなってませんし、ほかに客も皆無ですし、集中して地獄を堪能できるでしょう。
欠点は、やはりこの嫌がらせのような行きにくさでしょうね。
サコンナコン自体、なかなか人の寄り付かない県(失礼)なんですけど、そのさらにど田舎の、さらに山の中と来ちゃ~行く人がいないのもやむなしです。
おそらくサコンナコンに何度も行っている人でも知らないし、行こうと思わないのでは?
でも、そんなところが秘境マニア?にはたまらないのです。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
17° 08'34.38" N
103°56'32.05" E


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