つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

28.1.11

Wat Nathikaram / Chumphon

さきほどのパクナムは、小さな港町。
ちょっと河を渡ると、とたんに農園と山と密林以外何もなくなります。
そんな道をさまよった挙句、到着したのが、このワットナーティカーラーム(วัดนาทิการาม)です。
まあ、何の変哲も無い本堂ですね。



境内を一望。
いや、本当にこれで一望できているぐらい狭いんです。
って、こんなお寺に何でワザワザ来たかというと…



あの立仏の情報を得たからなんですね。
なんでお寺からだいぶ離れた、山の上にあるのかまったく不明です。
もちろん未舗装の草ぼうぼうの道しか、たどり着くすべはありません。



ズームで見ても…
遠いですね~
ちょっと行ってみますか。



…すいません、そんなに遠くないんですけど、途中で挫折しました。
だって真夏の炎天下で死にそうなほど暑いんですもの…
(タイのね…ソンクランですから)
これが精一杯の望遠です。



Apr./'10
評価
☆☆☆☆☆:行く価値なし(私の主観です)。
寸評
いや~
暑さのせいもありますが、本当、来なければよかったと後悔しましたよ。
一応タイ語のサイトで見つけた上で、来たんですけど…
読めないんで、基本写真のみの判断ですから、まあ、こういうはずれを引くことも多いですね…
残念。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
   9° 56'57.62" N
  99°07'13.95" E


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22.1.11

Monument Of Aircraft Carrier / Chumphon

チュンポン南部の港町、パクナム。
(河口という意味なんで、どこでもありますよね)
ここの砂浜に、こんな空母が打ち上げられています。


なになに?サーンサデットナイクロムルワンチュンポン…長いし、よく意味がわかりませんが、タイ語では(ศาลเสด็จในกรมหลวงชุมพรเขตอุดมศักดิ์)というようですね。


なんか小ぶりな空母ですね。
それになんか不自然な気が…


!!
なんでこんなところに窓が…
ということで、空母風に作られた建物みたいですね。
何で作られたか…なんてことを調べる野暮なこと?はこのブログではしませんが、まあご苦労なことです。


ここから中に入れるようですね。


中は、本当に簡単な博物館になっているようです。
何の…え~っと、何だったかな~
王様の写真とかあったような気もしますが、たぶんタイ海軍の歴史だったかな…
(結局自信なし)


なぜか水槽もあります。
魚はたいしたことないですが(おそらく傍の河でとれるんでしょう)、水槽の大きさは…うらやましいです。


なぜか噴水もあるみたいですが、あそこから上がれるようですね。


ということで、一気に甲板の、しかも一番先端に移動。
明らかにコンクリート打ちっぱなしの甲板ですが、まあ、見晴らしはいいですよ。
何せすぐそこ海ですし。


で、ここが艦橋です。
脇も水兵さんがしっかりと守っていますね。
まあ、中身はすでに予想の範疇ですが、入ってみますか…


…やっぱり…
どなたか存じ上げませんが、タイの王様をたたえて作られたみたいですね。
下層の作りに比べて、えらい豪華です。
…もしかして、タイ海軍の父、チュンポン海軍大将かな?


入り口には、水兵さん以外にも、大砲…のオブジェも作られています。
もうちょっとリアルに作ってほしいものです。


せっかくなんで、艦橋脇から海を堪能。
まだ朝早いんで、人もいないし、ちと寂しげですが、このあたりにもリゾートとか海の店?とかあるんで、一応タイ人の遊び場になっているのでしょうね。


でも、海はこんな遠浅なんで、泳ぐにはまったく適しませんけどね。
(わかります?砂がぬれているだけの部分が何十mも続いているんです…)


ああ、こんな小さなヨット?もありました。
まったく浮きそうにないですけどね。


Apr./'10
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき
寸評
ぶっちゃけ、そんなにすごくないんですけど、どちらかというとおばかスポット系です。
なんで、こんな形にしたのか、こんな形にするならなんでもっと似せないのか…
など、突っ込みどころも満載ですが、まあそういうことを受け入れつつ愛でるのが楽しみってものです。
たぶん。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
   9° 57'02.60" N
  99°09'32.34" E


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14.1.11

Phra Mahathat Chedi & Hat Ban Krud (Ban Krud Beach) / Prachuapkhirikhan

プラチュアップキリカンの南部、バーンサパーン郡の海岸沿いにある小高い丘の上に、なかなかすごいお寺があると聞いてやってまいりました。
あ、見えてきましたね~
あれのようです。


ということで、ようやくふもとに到着です。
ここは一応モニュメント兼展望台になっているようです。


眺めはこんな感じ。
対岸はかなり長い砂浜になっています。
写真ではわかりませんが、結構人でにぎわっています。


景色に満足し、振り向いてみると…
ああ、いらっしゃいましたね。
ここのメインのひとつの大仏様です。


タイ語のHPによると、高さ13.85mあるそうです。
まあ台座が4.18mなんで、本体は10m以下ってことですが…
(タイ語の解読があっていればですけど)


ご尊顔のアップ。
オールバックにおちょぼ口、プクッと膨らんだほっぺがチャームポイントでしょうか…


大仏様の前からの眺め。
さっきの展望台より高いんですけど、奥まっている分手前の木々が邪魔で、景色いまいちですね…


さて、このヤックが守る入り口から、さらに奥に行けるようです。


あ、見えてきましたよ。
目的地が。


ここの名前はプラマハータートチェディ(พระมหาธาตุเจดีย์…実際はもう少し長いですね)というようです。


おお、ここを登ると到着するようですね。
なかなかナイスなアングルです。


階段の上はこんな感じ。
でかすぎてカメラに入りきりません…
(APS-Cサイズの18mmレンズですが)
しっかし、金かかってそうですね~
あるところにはいくらでもあるもんですね。


これが、1階部分の内部です。
中も金かかってそうですね~
金持ちそうなタイ人もちらほらとお参りしています。


周りの壁一面に、こんな感じのタイの風俗が描かれています。


これが中央のタンブーンポイント。
中央のは、大理石製でしょうかね?


そういえば、2階にも上がれるようです。
なぜか黄色い手すりだけ安っぽいですが、とりあえず行ってみましょう。


ということで、こちらがご本尊のようですね。
統一感のある色彩が、なかなかいい感じです。


2階テラスからの眺め。
さすがに一番高いところからなのと、微妙に建物も入った構図が意外にマッチしていい感じです。


ということで、お寺は終了ですが、せっかくなんで、さっき見えたビーチに来てみました。
バーンクルーッドビーチ(หาดบ้านกรูด)と言うようですね。
正面に見えるのは、さっきまでいたお寺です。
ビーチはこんな感じで、なかなか南国感あって、砂浜も長くいい感じなんですけど…


実際にはかなり波が高く、波打ち際の海水はだいぶ濁っていて、とても泳ぐ気にはなれません…
もっと穏やかならよかったんですけどね。
それでもこの辺は、リゾートとかもいっぱいあるみたいですし…


こんな感じで、この辺からも近くタル島、サン島(เกาะทะลุ&เกาะสังข์)へのシュノーケリングかダイビングも出ているみたいですし、ゆっくりとこの辺に滞在するってのもありかもしれませんね。


Apr./'10
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
お寺は、さすがに最近出来た新興宗教っぽい成金的な感もありますが、そんなけお金かけただけあってすばらしいですね。
でも…上にも書きましたが、正直このあたりのビーチで、何日もだらだらと過ごすってのも、楽しそうです。
シュノーケリングツアーとかもありますし、当日はなんかモトクロス大会とかもやってましたし、すぐ傍に駅もあるんで交通の便も悪くないですしね。
ちなみにタル島には宿泊施設もあるようです。
う~っ、行ってみたいですね。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

お寺
  11° 21'40.75" N
  99°34'47.92" E
ビーチ
  11° 20'41.96" N
  99°33'52.55" E


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10.1.11

Wat Map Ammarit / Chumphon

さて、さっきの地獄寺に行く途中、ドンヤンという小さな町(一応マープアムリット駅もあります)を通ることになるのですが、ここの中心にあるお寺に、気になるものがあったのでちょっと寄ってみました。
駅からまっすぐ東に向かった突き当たりにあるそのお寺は、ワットマープアムマリット(วัดมาบอำมฤต)というようです。



とはいえ小さな町の小さなお寺…
こんな感じでなんとも寂しげな雰囲気です。



これが本堂ですかね…
こじんまりとしていますし、まったく参拝者の姿も見られません。



内部もこんなかんじで、しょぼしょぼです。
で、なんでここに寄ったかと言いますと…



こんな巨大坊主の像が見えたからです。
でかいと思ったんですけど、10m無いかな~ってくらいでしょうか。



ちょっと寄ってみました。
チュアムというルアンポー(高僧のことですかね?よく知りません)さんのようです。
指の血管の浮き出方とか、顔の皺、髪の毛のぶつぶつ感など、なかなか再現性は高そうですね。
ただ、お寺にもかけるお金が無いぐらいなんで、とても高僧様の周りを整備するまでいけないようですね。



でも、こんな感じの銀河計画は存在するようですね。
何十年かかることやら…



Apr./'10
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
駅からは歩いて10分かからないぐらいなんで、交通の便はいいと思います。
が、肝心のお寺は見てのとおり、巨大ルアンポーが、唯一の売りです。
町自体も特に売りとか無さそうでしたし(一応セブンあったけど)、まあ地獄寺ワットゲーオプラセートに行くついでによる以外は、あまり価値無さそうです。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
  10° 52'03.06" N
  99°21'09.02" E


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5.1.11

Wat Kaew Praset / Chumphon

チュンポン北部、パティウ郡のさらに僻地の海の傍に、ひっそりと建っているお寺があります。
名前をワットゲーオプラセート(วัดแก้วประเสริฐ…読みは自信なし)と言うようです。


駐車場の周りからして、こんなコンクリ像があります。
これは期待してもいいですか?


ほら、こっちにも…
こんな僻地の何にもない(しいて言えば養殖池ばかり)のところですが、タイ人には人気のスポット?らしく、結構車も停まっていたりします。


ここのメインはこんな感じの中華風の廟のようです。


こんな感じなんですけど、誰もいませんね…


でも、上には観音様もいるみたいですね。
とりあえず登ってみましょう。


こんな感じです。
ここのお寺を取り扱っているサイトのほとんどでは、これともうひとつ、後で出てきますが、ガネーシャさんが
売りのように取り扱われています。
なかなか鮮やかな色彩で、いいんですけど…ねぇ。


観音様の足元からの眺め。
前方はこんな感じに、干潟みたいな地形が広がっています。
もちろん建物らしきものなんか、まったく見当たりませんね。


…彼らは何でしょう?
最近おじいさんの像を見ると、仏陀の生涯に出てくる、自称腰の曲がった、体の不自由な老人です。
だって、どこで見ても一緒にいる女性よりも元気そうなんですもの…


一応”天上天下”ポーズの人もいますしね。
生まれたばかりなはずなのに、まったく愛くるしさが感じられないのは、使命感に燃えるこの瞳のせいでしょう。


ああ、こちらは”誘惑には負けないぞ”の図ですね。
でも、なんで魔王マーラの娘は、いっつも緑色なんでしょうね。
ナメック星人と関係あるんでしょうか?


なぜかここにタイ人が大挙して集まってきています。
お坊さんも含め、行列ができていますね。
なんかすごいものでもあるのでしょうか…


…なんかぐちゃぐちゃして、よくわかりませんが、さっきまでえらいお坊さんがいて、ありがたいおまじないでもしていたんでしょうかね?


ということで、さらに登っていってみましょう。
この真新しい仏陀三連の奥に、このお寺のもうひとつの売りが、チラッと見えてますね。


これが、もうひとつの売りのガネーシャ様。
もっと大きいと思っていたのですけど、微妙なサイズですね。


正面からアップで。
サイズは置いておいて、細部まできっちりと作りこまれているのがわかりますね。


さらに上まで行くと、この金ぴか怪しいゾーンに到着します。
周りに仏陀とお坊さんがこれでもかというぐらい取り囲んでいます。


壁も金色に塗りたくっているんで、肝心の仏陀がちっとも目立ちませんね。


ん?
さらに奥の林のほうに抜ける道があるようですね…


なになに?
まっすぐが天国へ行く道で、左が地獄へ行く道ですか?
もちろん地獄行きに決まっています!


ということで、ようやく地獄エリアに到着です。
いきなりシンクロナイズドスイミングを楽しむ人たちが現れますが…
え?これも地獄なんですかね…


でも、奥にはこんな感じで地獄が広がっていますよ。
早速手首を落としていますが、まあパターンですと、泥棒さんだったんでしょうね。


こちらは、畜生道に堕ちた、元人間たちの列です。


…何の罪かはわかりませんが、腕に止まったカラスの所業が一番ヒドイです。


ここののこぎり地獄は徹底していますね…
すでに手足バラバラです。


逆さ磔の刑…なんですが、頭が地面に埋まっているのはなぜでしょう…


こっちも逆さ磔ですが、さっきよりも痛そう…


地獄鍋の刑ですね。
でも、あまり密度が高くないし、いつもみたいにバンザイしていないので、あまり悲痛感はないですね。


おっきくなっちゃった~3兄弟ですね。
どれが一番ヤバイでしょうか…
自分はどれもいやですけど。


うわぁ…
バターねずみの刑でしょうか…
これは最高にキツそうです。


いろんな種類の干物を取りそろえていま~す。
でも、頬に穴を開けて、紐を通している構図はほかで見たことないですね…
(確か)


もう、ここまでくると無抵抗なんですね…


こちらも、取り繕おうという意思もなくなってしまったようです。


こちらはさっきの少し前の状態みたいですね。


うしろの、石を担いでいる人たちは、まあ刑を受けていると思うんですけど…
手前は何でしょうね?
しかし、だいぶ刑がぬるくなって来ましたね。


と思ったら、お坊さんにタンブーンしている人たちまで出てきてしまいました…
知らない間に天国エリアに迷い込んだんでしょうか…


いや、この面はエイリアンか何かにしか見えません。
だまされませんよ!


こっちは、みんなで地面に座り込んでいます。
天国か何かは知りませんが、何を表しているんでしょう…


と思って、彼らの視点で眺めてみたら…
ああ、仏陀が説法していたんですね。
あまりに広くて視界に入ってませんでした。


あれ?まだ坊さんが並んで出てきています…
いくら後ろが僧坊だからって…
ってことで、天国はこんな程度みたいです。


だって、あとこんなのしか残っていないしね。
あ~大満足の地獄でしたね。


ちなみに金ぴかお堂の横には、こんな物が建っています。
中は…よくわかりません(入れなかったし)。


とりあえず、天辺の仏陀をズームアップで。
いや、もう登って歩いて疲れたんで、塔の上に行く元気なかったんです…


せっかくなんで、塔の下から、なんちゃってパノラマ展望を…
本当、何にもないですが、景色いいですね~


おまけ1。
すぐ横に空き地があったんですけど、どうもこんなのを作る予定しているみたいです。
いつになるかは知りませんが、山より高い大仏…完成が楽しみですね。


おまけ2。
聞く見る言う猿です。
何が言いたいかは、さっぱりわかりません。


Apr./'10
★★★★☆:その地方(北、南、東北、中央)に行ったらぜひ!お勧めです。
寸評
ちょっと高め評価ですが、チュンポンにあまりスポットがない(私的に)のと、仏陀完成後を期待して…ってことです。
地獄はかなりナイスな感じですし、景色もすばらしいものがあります。
ただ、とにかく交通の便悪すぎです。
公共交通機関は、99.99%無いと思います。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
  10° 53'24.76" N
  99°28'27.34" E


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