つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

25.2.13

Boran Sathan Wat Phra Meru(Rang) / Nakhon Pathom

舞台は変わって、ナコンパトム(まあ、バンコクに向かっているわけですからね)。
この、世界最大仏塔であるプラパトムチェディだけが有名な同県ですが、このブログでは誰も見向きもしないようなスポットを紹介するのが趣旨?なんで…
とりあえず道端から見える瓦礫の山?みたいなところでも寄ってみますか。
こんなでも一応遺跡らしく、名前はボラーンサターンワットプラメール(ラーン)(โบราณสถานวัดพระเมรุ(ร้าง))と書いてあります。



内部は…
瓦礫の山は言いすぎだったかもしれませんが、赤レンガが崩れきったような感じで、下の方に少しだけレンガが積まれていた形跡が見える程度です。



一生懸命さがせば、こんな感じの柱の基部?っぽいものも一応残っているようですね。



こちらが最上部です。
う~ん、やはり瓦礫の山の域を脱していませんね。
これではタイ語の観光ガイドにもなかなか紹介されないのも無理ありませんね…



Jan./'11
評価
☆☆☆☆☆:行く価値なし(私の主観です)。
寸評
ナコンパトムを東西に横断する大動脈4号線沿いで、プラパトムチェディのすぐ近くにあるんですけど…
そんな好立地ですらわざわざ寄るほどのものでもありませんね。
ここに行くなら、他にもっと行くべきところあるでしょ!
ってレベルです。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

13° 48'40.40" N
100°04'01.48" E


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18.2.13

Wat Pho Rattanaram(Pho Khu) / Ratchaburi

カンチャナブリからバンコクに向かう幹線道路323号線。
この道、実はほんの少しだけラッチャブリ県を横切っているんです。
で、そのほんのちょっとの部分から少しだけ脇にそれると、とたんに超田舎の光景が広がります。
その用水路を進んだ辺りにひっそりと建っているのが、このワットポーラッタナーラーム(ポークー)(วัดโพธิ์รัตนาราม(โพธิ์คู่))です。
ここは、WARZYさんの村?にある銀ピカのお寺とのことで紹介されていたので、是非行ってみようと思った次第なんです。



ということで、何もない境内の隅っこに見えるあれが、その銀ピカの本堂っぽいですね。



たしかに、屋根から壁から扉から、すべてがステンレス張りの銀ピカ…
う…まぶしすぎる…
(天気良いし)
残念ながら、結界石まで銀ピカというわけには行かなかったようですね。



入り口部です。
なんか大きく見えなくもないですけど、ただ単に扉が小さいための錯覚です。



屋根の下の装飾も、意外にしっかり造りこまれていて、なかなか面白いですね。
また、ちょっと角ばっていますけど、ナーガまでしっかりとステンレスの板を組み合わせて作られています。



内部は…
意外に普通ですね。
天井も床もご本尊様も銀色な光景を想像していたんですけど…



こちらがご本尊様。
フラッシュを焚いているのは、それだけ内部が暗いってことです。
なんせ、構造上?窓が少なめで、しかも閉められちゃっているんで…



壁には、窓を挟んで少しだけ仏陀の生涯の絵が描かれています。
ちょっと小ぶりなのは、これから壁一面を銀色に染め上げる予定…と期待しておきましょう。



でも、入り口上部のこの絵、仏陀とプラメートラニーはともかく、その周りは実に混沌としています。
これ、釈迦が瞑想中に魔王の軍が邪魔をしているところでしょうか…
ということは、まさかプラメートラニー様も魔王軍の先鋒??



ちなみにこのお寺、本堂以外には取り立てて…どころか、まったくみどころなさそうです。
こちらはサーラー(って書いてある)ですが、おじいちゃんがダラダラしているだけで何もなさそうです。



ちょっとだけ気になったのはこいつですけど…
ガラス張りってこと以外には、まあ普通ですね。



Jan./'11
評価
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
銀ピカ本堂は、パッと見る分には十分に目を引きますんで楽しむことが出来ます。
が、まあそれだけなんで、ここをワザワザ目指して行くのは、WARZYさんの家に行くときぐらいしか思いつきません。
ただ、なんせバンコクからカンチャナブリに行く幹線道路からちょっと入っただけのところなんで、そのついでに寄るのがベストでしょう。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

13° 50'21.27" N
99° 53'11.14" E


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11.2.13

Wat Tham Phuwa / Kanchanaburi

先ほどのワットメッタータムマポーティヤーン の山門のすぐ側に、このような看板があります。
このすぐ先(200m程度かな?)に、次の目的地のワットタムプワー(วัดถ้ำพุหว้า)というお寺(と呼んでいいのかな?)があります。



なんせ、外観がこんな感じでクメール遺跡っぽいんですもの…



別角度から。
およそお寺とは思えない外観をしていますが、一応お寺らしいです。
さすがにラテライトとか砂岩とかを使って造られているわけではないようですね。



正面入り口はこんな感じ。
さすがに日が高くなってきたとはいえ、まだ逆光のポジションなので、ちょっと暗めに写っちゃいます…



でも、レリーフはかなり細かく作られているようで、なかなかかっこいいです。



中央の塔を斜めから見てみました。
こんな感じに、全面に細かな装飾がなされています。



でも、さすがにお寺…というかタイ。
モチーフはちゃんと仏陀みたいです。



屋根の上の金色の模様も、良くみると小さな仏陀が並んでいるんですね。



内部はこんな感じです。
これは、中央の塔あたりから、北側の塔の方を見たところです(たぶん)。
一応コンクリートではなく、石積みのせり出し構造で作られているんですね。
奥にはうっすら写っていますが、一応立像が配置されているようです。



で、正面奥の方には…
奥は洞窟になっていて、その先にご本尊様が安置されています。
そういえばお寺の名前に”タム(洞窟)”ってついていましたね。



これが本堂?スペースのようです。
左右にはまだまだ先ほどのクメール風?の名残がありますが、壁には8曜の仏陀も配置されていて、ようやくお寺っぽい雰囲気になってきましたね。



こいつがご本尊様です。
妙にテカテカしているところ以外は、サイズも含めてたいしたことありませんね。
しかし、さすがに石灰の山ばかりの土地だけに、白っぽい洞窟の壁がなかなかいい感じです。



あれれれ~?
おじさんおじさん…
下に行く階段がありますね。



良くみると、下にはまだまだ洞窟が続いているようですね。
しかもちゃんと整備されているようで…



でもとりあえず踊り場の横にあるスペースを…
どうもここは普段お坊さんが陣取って、直接タンブーン(説法されたり水とか掛けられるやつ)をやるスペースみたいです。
さすがに今は居ないみたいですね。



で、下部に来てみました。
なかなか見事な鍾乳洞ですね~
天井の高さも、そこから下がる鍾乳石もかなりのものです。



こちらは現在進行中で成長している鍾乳石でしょうか…
もう下と繋がっちゃってます。



こちらは鍾乳石などを利用して祭壇を作ってあるみたいです。
で、その上にちょこんとお坊さんの像が置かれていますね。
しかし…結構広いですね~



ん?
ここが最奥でしょうか…
青いライティングと、仏像のみに当てられたスポットライトの効果で、結構幻想的な感じに仕上がっています。



これが…
もしかして真のご本尊様?
こちらは降魔印のを結んでいますね…
まさかこの洞窟には悪魔が出現するってこと?
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
って、タイの大仏は降魔印多いですけどね。



Jan./'11
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
ちょっと新しめで歴史的価値についてはあまりないかもしれませんが、このクメール風の建物と、洞窟はなかなか見事で、見る価値は十分にあります。
カンチャナブリ市街自体もともとメジャーな観光地ですし、そこからそれほど遠くないので、ちょっと足を延ばしてくるのも良いのではないでしょうか。
少なくともお隣と一緒に絡めることが出来ますので、来てもがっかり…
という可能性は少なそうですよ。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

13° 59'10.09" N
99° 24'13.13" E


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4.2.13

Wat Mettathammaphothiyan / Kanchanaburi

先のワットポティサットバンポットニミットから、さらに西にズンズンと…
12kmぐらいですかね~(途中で右に曲がるんで注意)
もう山の中と言っても差し支えないようなところに、急に現れる山門。
これが今回の目的地です。



山門くぐってから結構長いですが、ようやくまともな表札が見えてきました。
名前は、ワットメッタータムマポーティヤーン(วัดเมตตาธรรมโพธิญาณ)とでも言うのでしょうか…
タイ語も難しいし、その下のタイ人的英語表記も難しいのでまったく自信ありません。



ああ、ようやくそれっぽい中華風のエリアが見えてきました。
山門からここまで700mぐらいでしょうか…



こちらが礼拝堂…
と呼んでいいのか分かりませんが、現時点でのメインの建物のようです。
(なんせ完全に中華風のお寺っぽいんで)



入り口正面には、弥勒様?が立ちふさがり、入り口の脇には娘々が…
なんで?



内部はこんな感じ。
完全に中華風の造りで、床も木の板が張られています。
当然現在進行中で作成中のお寺だけに思いっきり新しいです。



こちらの3体がご本尊様でしょうか…
後ろも含めて、あちこちに漢字が書かれていますが、タイ人読めるんでしょうかね~
(こういうとき日本人って便利だな~って思いますね)



礼拝堂脇では、こんな感じになかなかデカイ木造の何かを作っていました。
写真がしょぼいのは、暗くて上手く写せなかったから…
腕のせいです。



境内には、中華風のお寺らしく、西遊記など中国由来のコンクリ像がところどころに配置されています。



こちらは、食堂…ではなくタンブーンポイントみたいです。
せっかくなんで覗いてみましょうかね。



中には、明らかに中国由来の仙人?のカラフルな像がずらっと並んでいます。
確か100体ぐらい…
(それぞれに番号が振ってありました。でも覚えていませんが)
こんなのが4列ぐらい並んでいます。



こちらは反対側です。
というか、手前のやつが”1”となっているので、本来はこちらからみるものみたいですけど、異邦人にわかるか~



これが、センターの2列で、奥に大ボス?が待ち構えています。



あ、阿修羅マン!?
ではないとは思いますが、3面の顔と6本の腕を見ると、阿修羅マンとは言わないでも、奈良興福寺の阿修羅像ぐらい思い出してもいいですよね。
(ファンに殺されそうですけど)
と、これでこのお寺の紹介も終わり…
と言うわけには行きません。
これからが本番です。



ということで、こちらのガネーシャが目的のものになります。
こいつはLekさんのブログに紹介されていて、どうしても見てみたかったんですよ。



まあ、想像してたよりは小さいようで、しかも樹脂製?
でも、タイ人は何組かタンブーンしていたんで、やはりタイ人にとっては信仰の対象なんでしょうね。
それよりも、その後ろ…



あれは…
で、デカイ!
造りかけの礼拝堂の奥に建っているのは、超巨大な木造観音像っぽいです。



作業中なんで入るのは憚られますが、木造としても、そうでないとしても、かなりでかいです。
ナーン県にある8m程度の自称世界最大木造仏像より断然大きいので、世界最大の観音像になる日も近いのでは?
手前に人が写っているんで、サイズもなんとなく分かると思います。



さすがに1000本…とは行かないようですが、100本以上はありそうな凄いお姿です。
もはや千手というか、蝶の羽かジュディ・オングかといったところでしょうか。



一応遠目から作成の作業の様子を撮ってみました…
製作の詳細の様子は、Lekさんのここのページに写っているので参考にしてください。
(私はシャイ?なんで、そこまで踏み込めませんでした…orz)



ちなみに…
これが、このお寺の完成予定図の模型みたいです。
参道にはドラゴンが這っていて、最奥には巨大大仏が造られる予定のようです。
残念ながら、現在はどちらも姿かたちもありません。



ちょっと上の写真ではドラゴンが良く見えないので、アップの写真をば…
道を跨いでアーチになっているところ、車でくぐってみたいですね~



しかし、このように一応大仏設営予定地は整地?していましたんで、やる気はあるみたいですね。



Jan./'11
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
本当に予定通り出来上がったら、★3つどころか4つつけても良いぐらいすごいスポットになりそうですが…
現在は巨大木製観音像(これだけでも凄い!ですが)と、ちと小ぶりのガネーシャ像だけなんで、これぐらいの評価が妥当でしょう。
しかし、次に紹介するすぐお隣のスポットもなかなかイケてますので、それらと合せていけば山の中とはいえ十分ツアーを組んでくる価値ありです。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

13° 59'12.54" N
99° 23'28.13" E


より大きな地図で 変スポ を表示